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仙台を拠点に活動するNPO法人アートワークショップすんぷちょの活動ブログです。

せーの、はいっ!で汗だくでマッスルジャッキー!

寒さも本格化してきた11月12日、毎週土曜日開催のダンスワークショップオドリノタネは、せんだい演劇工房10-BOXで開催されました。
常連のみなさんや、初めて遠方から参加してくれた方、いつも車椅子で来てくれる方など、12人の参加者でゲームも交え、身体をほぐしましたよ。
  
はじめはボールを回しながら、自己紹介。
ボールを使って、名前のポーズを即興で出していきます。ボールが回ることで、だれの番なのか、どの人にいまスポットライトがあたっているのかがはっきり分かります。
私は1歳の娘を連れていったのですが、ピンクのボールの行く先を目で追っていました。
ボールが回ってきた娘、「はい」と渡すと、ゆっくり床にぽとっと落としました。そのゆっくりさ、間、がなんだかコミカルで面白かったです。
これが彼女のボールのポーズ!ボールが回ってくる度にぽとっと落としていました。

タイトルのマッスルジャッキーは、円になって行う「せーのっはい!」というゲームでの掛け声。

このワーク、「はい」の時に左右どちらかを向いて、隣の人と向き合えば、握手をしながら場所を入れ替わり、誰とも向き合わなければ「悲しいポーズ」をするというルールがあります。
「悲しいポーズ」はいつも子どもがその場で考えるのですが、この日のポーズが「マッスルジャッキー!」言葉の意味は、、わかりません!(笑)
でもこのポーズなかなか激しいようで、みんな息切れしていました。
言葉ではこの楽しさ伝わらないので動画でどうぞーー!

今回、はじめて参加してくれた女性の方が、SNSで素敵な感想をアップしてくれましたので、ご紹介します。

学生のときからずっと憧れていた、すんぷちょさんのワークショップへ。

人と目を合わせる、肌に触れる、、耳をすませる、、、。
『考えなくていい』というより、『感じる』というより、、、なんというのでしょうか。
もっともっと深い部分で、気がついたときには『居心地がよい』と感じている自分がいました。

呼吸、体温、からだのうごき。どこをとってもほんとうに、誰も、みんな、この世にはたったひとりなんだと思いました。
目の前のひとが、もう、そこに居るってだけで凄かったです。


オドリノタネの居心地の良さって、どこからくるのでしょう。
母親の腕の中の赤ちゃんから付き添いのガイドヘルパーさんまで、1人1人の存在が丁寧に扱われている、尊重されている、ファシリテーターの西海石みかささんおワークの根底に流れるそんな想いが参加者に伝わって、広がっていった結果なのかなぁと思います。
人と意識的に視線を合わせたり、呼吸を感じたりするのって、普段の生活では見落としがちですが、そういう丁寧なコミュニケーションがオドリノタネでは自然と生まれます。簡単なルールのゲームでも他人と関わることを重視して行うことで、豊かな時間が流れるのだぁと思います。

そんなオドリノタネを紹介してくれる素敵なコメントでした!ありがとうございました。

さて12月の日程と場所を公開しました!12月24日の開催はクリスマスイブということで、12時の終了後にみんなでケーキを囲んで小さなクリスマスパーティーをしたいと思います。ご参加お待ちしてます!(おいかわたかこ)

11月開催オドリノタネ日程と場所

12月開催オドリノタネ日程と場所